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>> 2002/11

世界一の憧れ
本日の夜は、親友でTAKANOYA RECORDSの凄腕ドラマー兼TAKANOYAドラム教室講師の唐木勇奈氏の誘いで、野郎5人連れで(むさ〜)横浜のモーションブルー(ブルーノート系列のライブハウス)にライヴを見に行った。
誰のライヴかと言うと、この10年間で僕がもっとも影響を受けたグループである『インコグニート』のリーダーでギタリストでプロデューサーの『ブルーイ』が率いる新しいプロジェクト『レイン』のライヴなのだ。
実はインコグニート自体も12月のに日本ツアーを行い、青山、福岡、大阪のブルーノートに来て居たのだが、残念ながら青山ブルーノートの公演のチケットが手に入らなかったのだ。
そこへ、親友の一人が今回のレインとしてのブルーイ氏のライヴを発見してチケットを手に入れてくれたのだ。
10年来のインコグニートフリークなのに、いつも機会を逸していて、実は生ブルーイは今回が初めて。
仕事後に一人遅れて横浜へ向かう車の中でもすでに興奮状態!

我々は凄く綺麗な黒人のおねーさん店員(やたら日本語が上手い!日本生まれ育ちか?)に我が儘を言ってステージの上手側のかぶりつき席のカウンターに陣取る。
そしてライヴスタート!!
ブルーイ氏自らが、ステージ中央に立ちメンバーを一人一人コールすると、コールされたメンバーが一人ずつ客席を割って登場すると言うやり方。かっこいい!頂き!俺も今度やろう!(笑)

そして二人目のメンバー、べーシストの名前がコールされた瞬間、我々一同は歓喜の声を上げた!「ランディーホープテイラー!!」言わずと知れたインコグニートのメインメンバーとして、ブルーイ氏の信頼も厚く、最近の日本ではジェフ・ベックの来日公演のメンバーとしてもお馴染みのランディーは、僕の世界フェイバリットべーシストの3人に入るベーシストだ!(ちなみに後の二人はウィル・リーとバーダイン・ホワイトかな…)
と、今回の日記は読み手を無視(日記なんだから本来は当たり前なんだが…笑)して自分の世界に完全トリップだが、かくして始まったライブは10曲(70'soulの名曲カヴァーを数曲含む)+アンコール2曲の全12曲のこれこそが『グルービー』というものだ!と教えて貰った素晴らしいライブだった。
内容まで細かく書いてたらキリがないのと、文章では伝えきれないので詳細は省くが、とにかく普通に上手い!(当たり前だが日本での上手いとは次元が違う)そしてその素晴らしい技術も潜在能力の20%くらしか使わずに演奏しているのではないか?と思うくらいの余裕が感じられる。
正に演奏を楽しんでいる感じがする。
恐らく、これだけの演奏を聴かせながらも『フィールグッドならオールライト!』的な感覚で1つになっているのではないだろうか…気持ちをリラックスさせ、演奏にもオーディエンスにも心を開放的にして、っそうして初めて本物のグルーブというモノが生まれ、伝わる…そう感じたライヴだった。
日本人はすぐにアタマで考えてグルーブなんて曖昧な言葉さえ理屈で作り上げようとしてしまう癖がある気がするが、アバウトに気持ちよくないモノを何処まで煮込んでも気持ちよくはならない気がする。

さあ、そんな興奮の中、ライブは終了。
終了後に職業柄いつもの用にステージ上の機材やセッティング、PAのマイキング等をくまなくチェック!
ブルーイやランディーのアンプのセッティングをチェックしていると、足下に曲順を書いたリストが置き去りにされてるのを発見!
そこへランディーが戻って来てすかさず握手!おー!!感激!!!しかし、貰おうと思ったリストを拾い上げると何処かに持って行ってしまった…どうやら先約があったらしい…それでは、と片付けを始めた店員に「ブルーイ氏のリストが欲しいのですが…」と頼むと「ちょっと聞いてみます」と楽屋の方へ…すると「すみません。外部には持ち出せないとの事です」え〜!?がっかり…でもなんとなくブルーイがそんなショボイこと言うはずはないと粘っていると、楽屋から何故か段ボール箱を抱えたブルーイがあ登場!!おー!!「へーイ!ミスターブルーイ!」と思わず慣れ慣れしく声をかけると、なんと!気さくに手を振りながらこちらに来てくれた!
そのまま我々全員と握手!気さくに話しかけてくるブルーイに片言の英語(英単語?)でコミュニケーションを計る。
下手くそなあ英語でわけのわからん会話をするイエローモンキー達に、暖かく落ち着いた口調で演説か牧師の説教の如く語りかけるブルーイはダンディーこの上なかった。
思ったより小柄(165cmもないかな?)でステージ上での動きはとにかくチャーミング、そしてダンディーなたたずまい…おお!何てカッコイイのだ!?僕の世界ナンバーワンの憧れで尊敬するプロデューサーのブルーイと言う男はなんて素晴らしいだろう…群がる人々一人一人と握手っをし、声をかけ、サインや撮影にも嫌な顔1つせずに応じる。
我々も勿論、サインをねだり、ついでに先程のセットリストをくれないか?と頼むと簡単にOK!してくれた!!やはり先程しょっぱい事を言っていたのはブルーイじゃなかったんだ!
しかも「名前は?」と聞いてサインまで入れてくれたし、Tシャツにサインを頼むとイラストまで描いてくれるサービス振りだった。
僕が驚いたのは、僕たちだけではなく、サインを頼まれると、ただ名前だけを書くのではなく、一人一人に向けたメッセージを添えているところだった。
職業や年齢を聞いたりして、それえぞれにあわせた激励の言葉などを書き添えている。
そして必ず最後に「マイブラザー」と言って握手をする。
こんな世界の大御所が、こんなに親切で丁寧でフレンドリーなのだ…日本の有名人にも見習って欲しい。
日本人ミュージシャンは大御所はもとより、ちょっと売れたりプロとしてステージっを経験した位で、お高くとまる下らないミュージシャンが多すぎる。

それに引き替え…

ジャンポール“ブルーイ”モニック様:
あなたは、その音楽性、演奏、プロデュサーとしての能力や考え方の全てのみならず、音楽家として、一人の人間として、その立ち振る舞いの一部始終に至るまで、僕が永遠の憧れと尊敬を心から注ぎ込んでも余りある素晴らしい人物でした。
これからもジェントルにダンディーにそしチャーミングに、世界を暖かなグルーブで包んでください。


Ps.
そう言えば、ブルーイが楽屋から出て来た時に持っていた段ボール箱(パイナップルか何かの箱?)は何だったのかと言うと、実は彼は握手とサインが一段落すると、その段ボール箱を抱えてステージに戻り、自分の機材を詰め始めた!(笑)
なんと!その箱は彼のエフェクターやケーブルを入れる箱だったのだ!
飛行機の荷札が張られて居るところを見ると、彼はその段ボール箱に機材を詰めて世界を飛び回っているのだろう…なんてカッコイイんだろう!?
しゅかもこのグループにはローディー(雑用係り)の姿が一人もなく、まるでそこらのライブハウスのアマチュアバンドの様に、それえぞれがステージ上にひざまずいて自分の機材を楽しそうに片付けている。
なんだか、ミュージシャンとして、人として色々な事を深く考えさせられ、教えられたライブであった。

2002/12/26(Thr)


メリークリスマス
今宵はクリスマスイヴ…ですね。
だから何よ?って人…も多いのでは?
ま、僕もその一人なんだけどね(苦笑)
でも、内心は思いっきりミーハー気分でイベント三昧に浸って見たかったりするタイプんだけどさ(爆)

そんな僕の今年のクリスマスイヴは、あの伝説のバンド?ユニコーンのキーボード奏者で、現在では『気志団』のプロデュサー等として活躍中の阿部Bこと『阿部義晴』氏のクリスマスライブにを観に行くことに…しかも夫婦で御招待を賜り有り難い限りです。
なぜそうなったかと言うと、僕の相棒のムライマキンタ氏が、実は阿部氏の弟子だからである。
元々マキンタ氏は大学時代にユニコーン解散後の阿部氏のマニピュレーター等をしていた経緯から、音楽的に彼に弟子入りして、現在でも本業がCG制作&マックオペレーターでもあることから、ソロになってからの阿部氏の作品のCDジャケット等を手掛けたりしているのである。
そんな彼は毎年クリスマスイヴは阿部氏のクリスマスライヴのスタッフをやるのが決まり事になってるらしく、今年もそのお役目を果たしていたので、阿部氏に頼んで僕達夫妻を招待してくれたのだ!(ありがとうマキンタ!そして招待して頂いた阿部夫妻!感謝です)
ちなみにムライマキンタ氏は阿部氏のHPの作成も行っているので暇なときにチェックしてみてね!(彼は阿部氏の他に『橘いずみ』さんのHPも彼が手掛けている!勿論ウチのもね!!)

南青山のMANDALAで行われた阿部義晴ライブは、終始リラックスした良い雰囲気の中、絶妙のMCと共に小気味良く進行していく…
実はちゃんとしたライブは昨年の同じクリスマスライヴ依頼らしいが、そんなブランクは微塵も感じさせない余裕に満ちたライブ運びは流石!と、今までこなして来た場数や大舞台を感じさせられるものであった。

感じたことは、正に『自分自身も目一杯楽しむ事により、オーディエンスを目一杯楽しませる事が出来る』と言うエンターテイメントの理想の形がそこにはあったと言うこと…
エンターテイメントにおけるサービス精神とかって、楽しませるのが下手な人がオーディエンスを楽しませる事ばかりにかたよっちゃうと、何でもかんでも『お客様は神様です』みたいな、一方的な献身的、マゾヒズム的サービスにいっちゃいがちだけど、それって観てる客の方は案外退屈だったり、窮屈だったり…場合によっては痛かったり(苦笑)
なんか、客って凄く敏感だから、本人が苦しんでやってたり、アタマも体もガチンコになってたりすると、すぐに伝わって、観てる方もリラックス出来なかったり素直に楽しめなくなっちゃうものなあんだよね。
真のエンターテイメントってえのは『お客様は神様です』なんてのは当たり前であって、だから一歩的に尽くすってんじゃなくて、一歩進んで『神様と遊んでやれ』ぐらいな気楽さ(逆を言えば度量の大きさ)を忘れない、自分が楽しむ事で他人を楽しませ他人を楽しませる事で自分が楽しめる…そんな『自分の楽しみ=客の楽しみ』と言う人間が本物のエンターティナーなあのだと思う。

そう言う意味では、正にそのお手本を見せられたようなライブだった。

それは勿論、努力や経験ってのもあるだろうし、アタマも相当使ってるかも知れない…しかしそれ以上に『天然』の部分が大きいと感じ、「ああ、やはり、こういう大御所やスターになりうる人と言うのは、やはりどこか選ばれた人間なんだなあ…」と感じた一夜であった。


打ち上げ(2次会)にまで顔をださせて頂いたが、二次会での阿部さんの言動を観てると、ひょうひょうと自由気ままな中に少年の様な無垢で熱い男気を秘めた『柔和なガキ大将』と言う感じがした。
…残念ながら席が離れていたので全く会話が出来なかったが、機会が有れば今度は是非ゆっくりと語らせて貰いたいと思った。

2002/12/24(Tue)


食通吠える!?
最近の僕の食生活は、らーめん〜コンビニの肉まん〜牛丼のサイクルがグルグル回っている。
う〜む不健康極まりなし…
そりゃあ秋に一瞬だけ成功したダイエットも速攻でリバウンドするよなあ…と思うわけです。
そこへもってきて睡眠時間はバラバラ…スタジオの中に籠もりっきりでハムスターの様に過ごしているか、外出は100%車で移動…こりゃいつ成人病やら脳梗塞やらで倒れてもおかしくないぞ!?
最近、偏頭痛に襲われる事が多くてちょっとビビッてるし…ああ、まじめに検査行かなきゃな。


そんな心配しつつも本日も府中市内の某牛丼屋にて昼食。
ここの店は牛丼一筋ン十年を売り文句とする硬派牛丼店と違い、カレーなんかも置いてあるちょっと軟弱な牛丼チェーン(しかもマイナーな)だ。
それでも、牛丼屋に入ったからには頑なに牛丼を注文…しかし、レジ近くの席だったので観察していると、以外にも牛丼を食べてる客が少ないと気付く!
そう、客の大半が牛丼以外、しかも一番の人気はなんと「うな丼」で」あることが判明!!

「オイ!おまえら!鰻丼が食べたければ鰻屋に行けよ!牛丼屋で鰻とはなんたる無粋なマネを…それでも日本人か!!」などと意味不明な怒りを覚えた僕は、御馳走は専門店に限るべし!との食に対する信念を持っている。
故に、鰻は暫く食べていない…

信念はあっても、それを通す経済力が無い。


そんな僕は人知れず弁当屋で鰻弁当を買ってる事は秘密だ。
でも牛丼屋では牛丼だろ!?

ちなあみに薄味好みの僕は牛丼は神戸○ンプ亭党だ。




2002/12/23(Mon)

My Diary Version 1.21
[ 管理者:ohnuki 著作:じゃわ 画像:牛飼い ]